バックギャモン ガイド

【基本的なルール】

バックギャモンは、2人用の古典的なボードゲームで、駒(チェッカー)をボード上で移動させ、最後にすべての駒をボードから取り除くことを目指します。世界中ではとてもプレイ人口の多い人気なゲームですが、日本ではまだまだ認知度やプレイ経験の面で、あまり知られているゲームとは言えないので、基本的なルールから理解していきましょう!

  1. ボードと駒:バックギャモンのボードには、24の三角形のスペース(ポイント)があり、12個ずつが2つの側面に分かれています。各プレイヤーは、それぞれ異なる色の15個の駒(チェッカー)を持って始まります。
  2. 駒の配置:ゲーム開始時、駒は次のように配置されます。
  • 各プレイヤーの1ポイントに2個の駒
  • 各プレイヤーの12ポイントに5個の駒
  • 各プレイヤーの17ポイントに3個の駒
  • 各プレイヤーの19ポイントに5個の駒
  1. ゲームの目的:各プレイヤーは、自分の駒をボード上を逆回りに移動させ、最後にすべての駒をボードから取り除くことを目指します。駒をすべて取り除くことができたプレイヤーが勝者となります。
  2. 駒の移動:各ターンでは、プレイヤーは2個の6面ダイスを振り、出た目の数だけ駒を移動させます。例えば、ダイスで3と5が出た場合、プレイヤーは1つの駒を3ポイント移動させ、別の駒を5ポイント移動させることができます。ただし、駒を移動させる先のポイントに相手の2個以上の駒がある場合は、そのポイントに移動することはできません。
  3. ヒット:駒を移動させる先のポイントに相手の駒が1つだけある場合、その駒をヒット(取る)ことができます。ヒットされた駒は、ボードの真ん中のバーに置かれ、プレイヤーは次のターンでその駒を再びボードに戻す必要があります。
  4. ベアリングオフ:プレイヤーがすべての駒を自分のホームボード(最後の6つのポイント)に移動させたら、駒をボードから取り除くフェーズ「ベアリングオフ」が始まります。このフェーズでは、ダイスの目と同じポイントにある駒をボードから取り除くことができます。例えば、4と6が出た場合、4ポイント目と6ポイント目の駒を取り除くことができます。
  5. ベアリングオフの特別ルール:ホームボード内に駒がない場合、ダイスの目よりも低いポイントにある駒を取り除くことができます。例えば、6が出たけれど6ポイント目に駒がなく、5ポイント目に駒がある場合、5ポイント目の駒を取り除くことができます。
  6. 勝利条件:プレイヤーが自分の全ての駒をボードから先に取り除いたら、そのプレイヤーが勝者となります。対戦相手がまだホームボードに駒がある場合、勝者は1ポイント獲得します。対戦相手がホームボードに駒がなく、バーまたは勝者のホームボードに駒がある場合、勝者は2ポイント(ガモン)獲得します。対戦相手がボードから駒を1つも取り除けていない場合、勝者は3ポイント(バックガモン)獲得します。

【基本的な戦略】

ここまででバックギャモンがとても戦略的なゲームであるということは理解していただけたかと思いますが、その基本となる考え方はどのようになっているのでしょうか。ここでは、主に大事となるポイントをピックアップしてご紹介していきますので、是非参考にしてみてください!

  1. 駒の分散:駒をボード上でうまく分散させることが重要です。これにより、相手がヒット(駒を取る)しにくくなり、同時に自分の駒がスムーズに移動できるようになります。
  2. ポイントを作る:ボード上で2つ以上の自分の駒があるポイントを作ることで、相手がそのポイントに移動できなくなります。ポイントを作ることで、相手の駒の移動を制限し、自分の駒を守ることができます。
  3. 駒をホームボードに戻す:ヒットされた駒は、バーに置かれます。ヒットされた駒はできるだけ早くボードに戻すことが重要です。バーに駒がある間、そのプレイヤーは他の駒を動かすことができません。
  4. ブロッキング:相手の駒の進行を阻止するために、自分の駒を連続したポイントに配置する戦略です。ブロッキングを行うことで、相手の駒の移動を制限し、自分に有利な局面を作り出すことができます。
  5. プライムの構築:プライムとは、6つの連続したポイントに自分の駒が2つ以上ある状態を指します。プライムを構築することで、相手の駒が自分の駒を越えることができなくなり、自分の駒を守ることができます。
  6. 駒の進行速度:バックギャモンでは、ダイスの出目に応じて駒を移動させます。駒をうまく進めるために、ダイスの出目を最大限に活用し、自分の駒が効率的にホームボードに戻るように戦略を立てます。
  7. タイミング:バックギャモンはタイミングが重要です。適切なタイミングで相手の駒をヒットしたり、自分の駒を進めたりすることで、局面を有利に進めることができます。
yoshi
同志社大学を卒業後、単身マルタへ渡航。ライブカジノの大手プロバイダーEvolution Gamingでディーラーを経験し、カジノゲームや業界の一部裏側を知る。その後、エストニアを拠点にするカジノオペレーターにてアフリエイトマネージャーを担当し、アフィリエイトの世界に触れ、カジライフの運営担当へと就任。 まだまだ未熟な日本人向けオンラインカジノ業界の発展、正しい遊び方を発信している。