目次
- モンテカルロ法とは?
- モンテカルロ法の使い方
- モンテカルロ法が向いているゲーム
- モンテカルロ法のメリット
- モンテカルロ法のデメリット
- モンテカルロ法の注意点
- モンテカルロ法の注意点・デメリットの補い方
- まとめ
モンテカルロ法とは?
カジノで有名なモンテカルロ。そのカジノを潰したという伝説を残したことで有名な攻略法「モンテカルロ法」をここではご紹介します。
マーチンゲール法やパーレー法とは違い、数式を使いながらの攻略法となるため初心者の人にはなかなか使いづらく、特にメモが無いとこの攻略法の使用は厳しいところもありますが、数多くの攻略法の中でもなかり洗練され、使いこなせばかなり強力な武器となるため、カジノが好きな方は是非1度は知っていただきたい知識となります。
それではその内容を見ていきましょう!
モンテカルロ法の使い方
モンテカルロ法はある法則に従って数式を使いながら賭けを行っていく賭け方となっています。使えるゲームの特徴は2倍配当、もしくは3倍配当が貰えるゲーム、もしくは賭け方となっていますが、それぞれの場合で数式の使い方が異なってきます。
数式は基本的に(1,2,3)のような1倍、2倍、3倍となるような3つの数字を並べることから始め、両端の数を足した額を賭けていきます。勝った時には、2倍配当の場合で両端の数を1つずつ、3倍配当の場合で両端の数を2つずつ消していき、負けた時にはその時に賭けていた額を数列に加えていくというような流れになっています。
ここまでではなかなか分かりづらいという方がほとんどだと思います。実際にこの法則を理解してもメモが無いとなかなか実践できないのもモンテカルロ法です。
ここからは実際により分かり易いように、シミュレーションを行った表を加えて説明していきますので、参考にしてくださいね!
2倍配当ゲームのシミュレーション
ではまずは2倍配当のゲームのシミュレーションからです。実際のシミュレーションから見ていきましょう。
2倍配当のゲームでモンテカルロ法を使う場合は図にあるように数列に数を加えたり、消したりしながら、最終的に数が1つ、もしくは数が無くなるまでこのルールを繰り返していくというようになっています。数を消す時には両端の数を1つずつ消していきます。そして、この数列が終わる時には利益が出ているようになっていますが、実は2倍配当配当のゲームでは少額ではあるものの、時々利益が出ないで終わってしまう時もあります。そのパターンの一例をこちらで紹介します。
回数 | 数列 | ベット額 | 勝敗 | 損益 |
1 | 1,2,3 | $4 | 負 | -$4 |
2 | 1,2,3,4 | $5 | 勝 | +$1 |
3 | 2,3 | $5 | 負 | -$4 |
4 | 2,3,5 | $7 | 負 | -$11 |
5 | 2,3,5,7 | $9 | 勝 | -$2 |
6 | 3,5 | $8 | 負 | -$10 |
7 | 3,5,8 | $11 | 負 | -$21 |
8 | 3,5,8,11 | $14 | 勝 | -$7 |
9 | 5,8 | $13 | 負 | -$20 |
10 | 5,8,13 | $18 | 勝 | -$2 |
11 | 8 |
このように少額ではありますが、利益が出ないまま数列が終わってしまいましたね。
一方で、この後紹介する3倍配当ゲームでは必ず利益が出る、マーチンゲール法やココモ法と並ぶ理論上の必勝法となっています。
3倍配当ゲームのシミュレーション
次に3倍配当のゲームでのシミュレーションを見ていきましょう。
すでにお伝えしましたが、3倍配当のゲームでは勝った時に数列の両端2つずつの数字を消すことがルールとなっています。それ以外は全て同じで、ここでは数列が終わる時には必ず利益が出ているようになっています。
そういったことから、モンテカルロ法は3倍配当のゲームに特に向いている攻略法といえます。
モンテカルロ法が向いているゲーム
ここまででモンテカルロ法が使えるゲームは2倍配当、もしくは3倍配当が貰えるゲームだということは分かっていただけたかと思いますが、他に何か条件はあるのか、また実際にどのゲームのことを指しているのかということを紹介していきます。
さて、その他の条件ですが、実は特にそういったことがあるわけではありません。しかし、カジノにコミッションを取られるようなゲームは利益の計算が出来なくなるため、例えばバカラでのバンカーでの賭けなどは向いていない賭け方といえるでしょう。
実際に遊べるゲームを2倍配当、3倍配当で紹介していますので、是非参考にしてください!
【2倍配当】
2倍配当が貰えるゲームは次のものがあげられます:
ルーレットのイーブンベット(赤・黒、奇数・偶数、ハイ・ロー)、バカラのプレイヤーベット、ブラックジャック
【3倍配当】
3倍配当が貰えるゲームは次のものがあげられます:
ルーレットのコラムベット・ダズンベット
モンテカルロ法のメリット
まずはモンテカルロ法のメリットからです。経験者向けの攻略法だけあって、魅力の多い攻略法となっています。
ベット額の増減が緩やか
シミュレーションを見ていただけると分かると思いますが、モンテカルロ法ではベット額が極端に上がったりすることがないため、例え資金に限りがある人でも安心して賭けを行うことができます。そのため、大きな額を失うような緊張感を味わう必要もないこともメリットとして考えられます。
とても戦略的
モンテカルロ法は単純な倍賭けを行うマーチンゲール法やパーレー法などとは違い、数列を使うという、いかにも数学的でスマートな雰囲気があります。そのため、モンテカルロ法を使っていると、いかにもカジノを攻略している感が出てきますし、周りのプレイヤーにも玄人感を醸し出すことができるので、行っている本人はよりカジノの雰囲気を楽しめることでしょう!
収支のコントロールがしやすい
モンテカルロ法は基本的に数列が終わった時に利益が出ているように設計されていますが、シミュレーションを見ても分かるように途中ですでに利益が出ている場合もあります。その場合は最後までルールに従う必要は全くなく、その場で1ターム終了とすることができます。また逆も然り、メモを付けていると現在の損失額も分かるため、損切りをするタイミングも自身でコントロールしやすいです。
1タームやりきると利益が出る
すでに何度かお伝えしましたが、モンテカルロ法では2倍配当のゲームで低確率で少額の損が出ることを除いては、毎回必ず1ターム終えると利益が出るようになっています。そのため、基本的には3倍配当のゲームで使うことがオススメされる攻略法ですが、2倍配当のゲームでも利益が出ている途中の段階で止めることで利益を確定することもできます。
モンテカルロ法のデメリット
次にモンテカルロ法のデメリットとなります。経験者向けならではのことが多いですが、対策も立てることができるので、必ず目を通しておくようにしましょう!
メモが必要
シミュレーションを見ていただけると分かるかと思いますが、この数列の整理を頭の中だけで行うのはなかなか至難の業です。特に長く続くとそれこそ数字を全て覚えておくことがほぼ不可能となります。そのため、メモは必ずといっていいほど不可欠なアイテムとなります。
しかし、このデメリットをよく考えてみると、まずランドカジノではメモを使いながらのベットは出来ないため、モンテカルロ法の使用はオンラインカジノだけに絞れるとも捉えられます。またメモを取り続けることで現在の収支も把握し続けることが容易になるため、メリットである収支のコントロールにしやすさにも繋がります。
メモが必要なことを上手く活用できますね。
長期戦になりやすい
モンテカルロ法は2倍配当、3倍配当どちらのゲームにも使えますが、基本的にオススメなのは3倍配当のゲームです。しかし3倍配当のゲームとは単純に3回に1回勝つ可能性のあるゲームということです。そのため、勝ちよりも負けが多いことを覚悟しておく必要があり、かつそうなるとモンテカルロ法では利益が出るまで時間がかかることも少なくないことを理解しておく必要があります。
考え方によっては資金が少ないプレイヤーなどは、少ない資金でも長く遊ぶことができ、最終的には利益が出ることがほぼ約束されているとすることができるので、特に短時間での勝負にこだわっている人でも無い限りは大きなデメリットでもないかもしれません。
2倍配当のゲームではたまに負けて終わる時がある
上のシミュレーションですでにご紹介しましたが、2倍配当のゲームでモンテカルロ法を使っている場合、たまに数列が終わっても利益が出ない時があります。基本的に資金がしっかりとあり、よほどアンラッキーに負けが多く続いた後で無い限りはこのようなことはあまり起こらないですが、まさにモンテカルロ法の唯一の欠点ともいえますね。しかし、発想の転換ですが、負けが多く続いたにも関わらず、損失はあまり出ないというのがある意味での救いというのも事実です。運は自身で引き寄せるもの。勝てない時は勝てないとして、損失少なく遊べると考えておくのもいいでしょう。
モンテカルロ法の注意点
ここからはデメリットとは少し異なり、モンテカルロ法を使う時の注意点となります。この後紹介する対策法と合わせて目を通して置くことで対応できることなので、必ず読んでおいてくださいね!
テーブルリミットがある
モンテカルロ法は負けが続くと緩やかではあるもののベット額が上がっていきます。そうすると他の攻略法同様にテーブルリミットが気になることも考えられます。
シミュレーションのように、最初のベット額を$4($1と$3の合計額)とするとテーブルリミットに当たることはかなり長引かない限りは起こりえませんが、仮に$40など単位を大きくスタートするとこれは現実的なものになってきます。
少なからず頭に入れておきながら遊んでおくことをオススメします。
長く続くとベット額が大きくなる
これも上とほぼ同じ注意点ですね。基本的に少ない資金で試すことができる攻略法ではありますが、負けが続くとベット額が上がってくるため、資金の限られている人は注意しておくようにしましょう。
流れが悪いと非効率になる
上記2つの注意点と似ていますが、流れが悪いとなかなか利益も出ない、かといって大きく負けているわけでは無く、なんとなくだらだらとメモだけ取り続けているといった状況にもなってしまいかねません。
この後、損切や切り上げのタイミングについてご紹介しますが、そういったキリを付けることを頭に入れながらモンテカルロ法を使うことを覚えておいた方がいいかもしれませんね。
モンテカルロ法の注意点・デメリットの補い方
資金に合わせてスタート額を決める
基本的に最小単位でのスタートをオススメしているモンテカルロ法の利用ですが、少しでも大きく稼ぎたい方は単位を大きく例えば$40でのスタートをしたかったりしますよね。しかし、そうするとテーブルリミットやベット額の上がり方が大きくなります。そのため、最小単位にしなくとも、自身の資金に合わせてスタート額を低く設定することをオススメします。
空回しを使う
モンテカルロ法は負けが多ければ利益も大きくなるといった法則は特にあるわけではないので、やはりできるだけ勝つ回数を多くすることをオススメします。その中で有効となるのが空回しを使うことです。特に流れが悪い時は、いったん休憩がてらにゲームの流れを見ておくのも良いアイディアです。
損切のタイミングを決める
3倍配当では「必勝法」となっているモンテカルロ法ですが、それでも予想外のことが起こりうるのがカジノでの賭けです。テーブルリミットなどなど、単純な計算だけでは解決できないことが多くあるため、念のための損切のタイミングというのは決めておいた方がいいでしょう。
タイミングの決め方の例としては主に、資金の2/3の損失が出た時など、資金の割合に合わせる方法と、モンテカルロ法のターンが30回に達した時など、時間の中での区切り方があげられます。
まとめ
モンテカルロ法の使い方や魅力、対策方法などは分かっていただけたでしょうか?何度も繰り返しにはなるかと思いますが、経験者向けの攻略法のため、特に初心者が2倍配当のゲームで使うには注意が必要かと思いますが、フリーゲームなどで練習を重ねて使い慣れてくると、他の攻略法とは比べ物にならないほど頼れる攻略法になります。
是非新しいカジノの攻略法を試そうと思っている人は、モンテカルロ法も使ってみてくださいね!