5月22日に行われた名人戦第4局で、史上最年少でのタイトル獲得を目指す藤井聡太六冠がタイトル保持者である渡辺明名人に勝利し、シリーズ3勝1敗と名人獲得に王手をかけた。

今回の藤井聡太のタイトル獲得には、名人戦史上最年少、史上最年少での七冠制覇、そして史上2人目の七冠という大偉業が期待されており、将棋界の若き天才に目が離せない状況となっている。

タイトル保持者の渡辺明名人は前対局で1つ勝利を奪い、タイトル防衛へ希望を繋いだばかりだったが、これで全く後の無い状況になった。

注目の第5局は5月31日、6月1日に長野県で行われる予定。現在ダブルタイトル戦を行っている藤井聡太六冠は、タイトル防衛に王手をかけている叡王戦第4局が28日に岩手県にて行われる。