近年、日本でも大きな話題になってきており、大阪・夢洲での実現が着々と進められているIR事業ですが、この壮大な事業の目玉と言えばやはり日本初のカジノ事業になります。
日本では公営ギャンブルやパチンコは合法とされていますが、カジノは長年の間、違法とされてきました。そのため、あまりカジノに馴染みの無い方もいるかもしれません。そこでここでは、気になるカジノのドレスコードについて、世界のカジノを例に取って見ていきたいと思います。海外に旅行に行く際にも役立つマメ知識なので、是非参考にしてみてくださいね!
ちなみに、例にとっている国は日本人に人気な旅行先になっているので、友達や家族の人にも教えてあげてくださいね!
アメリカのカジノのドレスコード
まずは日本人の多くが訪れるアメリカから紹介していきます!
旅行で訪れることが多いのはハワイが断トツとなっていますが、アメリカでカジノといえば誰もがラスベガスを思い浮かべますよね!まずはそんな世界のギャンブルシティーであるラスベガスから見ていき、その他の町でも特徴があるか見ていきたいと思います。
ラスベガスのカジノ
ラスベガスはカジノの本場というイメージが強く、お金持ちの印象もあるためドレスコードは厳しいと思う人が多いのではないでしょうか?しかし、意外にもラスベガスの多くのカジノでは緩めの服装でもカジノに入場することができるようになっています。
ラスベガスで有名なカジノホテルである、ベラジオリゾートホテルでもカジュアルな服装で大丈夫とウェブサイトに記載されています。しかし、パジャマや水着、タンクトップやサンダルは禁止されているため、過度な軽装は控え、長ズボン(ジーンズも可)にTシャツ、そしてスニーカーというスマートカジュアルを心がけることをオススメします。また、室内は冷房が強く効いていることが多いので、上から一枚羽織ることができるセーターのようなものがあれば便利でしょう。
ヨーロッパのカジノのドレスコード
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、カジノというのはヨーロッパに発祥を持つと言われています。そのため、あまりイメージはないかもしれませんが、ヨーロッパ中にカジノというのは存在しています。その中でも有名なのがモナコのカジノで、お金持ちが集まる小さな国として、ヨーロッパでは知られています。
一方で日本人に人気な旅行先であるスペインにもカジノは存在いているので、ここではスペインに加えて、モナコのカジノでのドレスコードを紹介したいと思います。
スペインのカジノ
スペインの中でもよく目的地に選ばれるバルセロナでのカジノを1つ例にとってみましょう。Casino Barcelonaのウェブサイトでは、スポーツカジュアルは大丈夫という記載があります。しかし、ラスベガスと同じくタンクトップでの入場は禁止されており、同時にバイク用のヘルメットやリュックサックの持ち込みも禁止と、持ち物にも言及がされています。持ち物はクロークで預けることができるようなので、それらの施設を利用するしかないようですね。
その他の国(モナコなど)
モナコは先ほど紹介したようにお金持ちの国として知られており、モンテカルロは一目でその町としての格の違いに気付かされるほど高級な雰囲気が溢れています。
そのため、カジノに入場する際のドレスコードもその1ランク上のものを求められることが多くなるようで、ラスベガスやスペインのようにはいきません。一点、面白いこととしては時間帯によってドレスコードのレベルが変わるということが挙げられます。夕方の時間帯は昼間よりも厳しくなるようです。
モナコのガイドサイトでは通常よりも細かな記載がされているので、ここから引用しておきます。このガイドによると、10時~13時の間の入場ならばチノの短パンやTシャツ、スニーカーも許可されているものの、ダメージジーンズやランニングシューズなどのカジュアルすぎる服装では入場できないとされています。
また19時以降の入場では更に厳しくなり、Tシャツや短パン、半袖のシャツは入場できず、ジーンズも黒色のもの、スニーカーも黒色のもののみと、シンプルにシックな服装が求められています。
この場合はスマートカジュアル以上の服装を意識する必要があり、他では見られない基準の高さが伺えます。
東アジアのカジノのドレスコード
ここでは地域が一気に変わり日本周辺の東アジア諸国のドレスコードになります。
日本人の観光客が多い国でカジノが存在するのは、主に中国、韓国の2ヶ国になります。意外とお隣の韓国でもカジノは運営されており、釜山の海雲台では有名なパラダイスシティが運営しているリゾートホテルもあるので、ここが日本人にとって現在では一番近いカジノとなるのではないでしょうか。
一方で中国のカジノといえばマカオが有名ですよね。まさにアジアの代表的な歓楽街となっており、その規模はアジア1という呼び声も高いです。それではそれぞれのドレスコード事情について見ていきましょう。
韓国・中国のカジノ
それぞれのドレスコード事情とは言ったものの、韓国と中国のどちらのカジノ街でも特に厳しいドレスコードは設定されておらず、基本的にはラスベガスのようにカジュアルすぎたり、奇抜すぎない格好であれば問題なく入場できるようです。ただし、短パンの着用は避けるように勧められているため、ジーンズでもいいので長ズボンを履くようにしましょう!
こちらから英語にはなりますが、韓国のパラダイスシティカジノとマカオの観光ガイドサイトの服装に関する記載が見れますので、是非参考にしてみてください。
東南アジアのカジノドレスコード
最後に東南アジア諸国のカジノでのドレスコードになりますが、東南アジアの観光地で有名なタイ、フィリピン、ベトナムの3ヶ国とシンガポールでは多少事情が異なるようなので、2つの例に分けて紹介していきます。
タイ・ベトナム・フィリピン
これら3ヶ国でのカジノでは、これまで紹介した国のカジノよりもルールが緩い傾向にあります。特に常に気温が高く熱帯の気候が特徴のため、短パンや半袖、タンクトップでの外出が多くなり、それに合わせてカジノも柔軟に対応してくれるようです。そのため、そもそもドレスコードを設定していないカジノが多いとのこと。
しかし、実際にはタンクトップやビーチサンダルなどでカジノに遊びに来る人はほとんどいないようなので、軽装で良いものの半袖のTシャツに短パン、そしてスニーカーという最低限の服装はしておく方がいいでしょう。
また、多くのカジノが服装に対して緩いとはいっても、カジノによっては客層が高いところもあるので、その場の雰囲気に合わせて身だしなみも変えていくことをオススメします。
シンガポールのカジノ
シンガポールは東南アジア諸国の中でも富裕層が非常に多い国です。そのため、自然と身だしなみに対する考え方も、周辺諸国よりは厳しくなります。
シンガポールでのカジノは、日本でも大きな話題になったマリーナベイサンズ、そしてリゾート・ワールド・セントーサの2軒のみとなっています。ここでは有名なマリーナベイサンズの例を取ってみていきたいと思います。
マリーナベイサンズではスマートカジュアルが推奨されており、サンダルやタンクトップ、カジュアルすぎる短パンの着用は断られるようです。タイなどのカジノと違う点は、こういったドレスコードに対する言及があるということ。周りのお客さんの機嫌を損ねさせないためにも、せめてジーンズにTシャツという格好はしておいた方が良いようですね。ちなみに、バミューダパンツのような短パンは大丈夫のようです。
まとめ
世界のカジノでのドレスコードについて見ていきましたが、どうだったでしょうか?
多くのカジノではよほど崩れた、もしくは奇抜な格好でない限りは特に問題は無いようでしたが、カジノが発祥のヨーロッパでは他の地域よりも少し厳しいルールが設けられているといった印象ですね。また、発展途上国の多く集まる東南アジア諸国では通常よりも緩いルールが敷かれていることも見て取れたかと思います。
ここで一旦まとめの表を載せておきますので、再度ご確認ください!
アメリカ | スマートカジュアル(Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの組み合わせでOK) |
ヨーロッパ(比較的ランクが低いカジノ) | スマートカジュアル(Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの組み合わせでOK) |
ヨーロッパ(モナコなど格式の高いカジノ) | ビジネスカジュアル(ジャケットや長袖のシャツ着用が推奨、スニーカーなども黒色などシックなもの) |
東アジア(韓国、中国) | スマートカジュアル(Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの組み合わせでOK) |
東南アジア(フィリピン、タイ、ベトナムなど) | カジュアルな服装でOK(短パン、TシャツでOK。場所によってはタンクトップ、サンダルでも可) |
東南アジア(シンガポール) | スマートカジュアル(Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの組み合わせでOK) |
これらのドレスコードは場の雰囲気を壊さないためにも非常に重要になるので、日本でカジノが実現した時にもカジノのドレスコードには気を付けるようにしましょう!
またこういったドレスコードを全く気にせずにカジノを楽しむ方法としてオンラインカジノがあります。カジライフでは新しいオンラインカジノや、入金不要ボーナスなどのボーナスについても紹介しているので、気になる方は是非それぞれの詳細ページを見てみてください!