このページではバカラの絞りのやり方や注意点、マナーなど、バカラで楽しく遊ぶための大事な知識をご紹介していきます!
特にランドカジノでバカラをする場合は必ずと言っていいほど分かっておいた方がいい知識なので、カジノそしてバカラに興味がある人は是非読んでいってくださいね!
バカラの絞りとは?
バカラの絞りとは初心者ガイドでも少し触れたように、バカラで行われるカードをゆっくりとめくる行為のことで、ゲームの結果や流れには全くもって影響を及ぼさないただのパフォーマンスです。
しかし、ただのパフォーマンスであるこの絞りがバカラをバカラたらしめ、まさにカジノの王様へとしている大きな理由になっています。
特にプレイヤーが大金を賭けている際などは、ゆっくりとそのカードの結果を見ていくそのドキドキとした感覚は、プレイヤーのみならず周りのプレイヤーやゲームを見守る群衆までも巻き込み、大きな1つのショーを作り上げます。
バカラの絞りは誰がやる?
そんなバカラで大事な絞りですが、実際には誰が行うのでしょうか?
オンラインカジノではプレイヤーがカードに触れることができないため、ディーラーが代わりに絞りを行ってくれるゲームもありますが、ランドカジノではプレイヤーがこの絞りを行います。また複数のプレイヤーがいる場合には、暗黙のルールとして1番賭け額が大きいプレイヤーが絞りを行う権利を持つことが通常です。
また必ずしも絞りを行えるわけではなく、テーブルによって絞りを行うための最低ベット額がテーブルのミニマムベットとは別に設けられている場合もあります。
バカラの絞りの方法
バカラの絞りはハッキリと言ってしまえば方法は自由で、すぐに躊躇なくめくってもOK。権利を持つ人の自由になります。しかし、せっかく皆の注目を浴びてゲームのドキドキ感を味わいたいなら、それに合っためくり方を分かっておきたいですよね。
ここでは実際にカジノで行われる絞り方をそれぞれご紹介します。
1点、絞りのマナーとしてあまりにも早くもダメで、逆に時間を取りすぎるのもそれまた一緒に賭けを行っているプレイヤーの迷惑になります。その辺りはしっかりと周りの空気を読みながら、適切な速さで絞りを行うようにしましょう!
カードの種類を把握する
まずは絞りを行う際に重要なカードの種類について見ていきたいと思います。
A~Kまでのカードがトランプにはありますが、この13種類のカードはそれぞれ次のように分けることができます。
アシ有り

アシ無し

アシ有りとはカード上部のデザインに2つのマークが見られるカードのことで、数字は4~10となっています。その中にも2サイド、3サイド、4サイドとカードのサイドに2、3、もしくは4つのマークが見られるカードで分けられます。
一方でアシ無しとは、カード上部には1つだけもしくはマークが見られないカードのことで、数字はA~3、そしてJ以上の絵柄のカードを指します。特に絵柄はバカラでは0とカウントされ、またデザインも特徴的なため、絞りでもすぐにカードの判断が付くカードになっています。
縦絞り
まずは縦絞りからご紹介しますが、説明より先に実際の画像を見ていただきたいと思います。

この画像にあるように、縦絞りはカードを縦にゆっくりとめくっていく絞りのことを指します。その際に重要なのが、画像のように指でカードの右下、そして左上の数字を隠しながらめくること、そして上で紹介したアシの有無を確認するようにゆっくりとめくっていくことです。
このアシの有無によって、まずはいくつかの種類のカードを判別することができるようになっています。
- 絵柄(ピクチャー、コン、アボシ、モンキー、ワク)が見えた時→J、Q、K
- マークが1つ(タテ、モーピン、アタマ)見えた時→2、3
- マークが2つ(アシ、アシアリ)見えた時→4、5、6、7、8、9、10
- 絵柄もマークも見えない時→A
以上が縦絞りで分かるカードの種類となっています。
横絞り
次に横絞りをご紹介していきます。先ほどと同じようにまずは実際の絞りを見てみましょう。

ここでも縦絞りと同じように、指でカードの数字を隠しているのが見て取れますね。また、横絞りで確認できるカードの判別材料は縦絞りとは少し異なってきます。
- 絵柄が見えた時→J、Q、K
- マークが2つ(ツーサイド、リャンピン)見えた時→4、5
- マークが3つ(スリーサイド、サンピン)見えた時→6、7、8
- マークが4つ(フォーサイド、セイピン)見えた時→9、10
- 絵柄もマークも見えない(ノーサイド、モーピン)時→A、2、3
このように、マークの数で4~10のカードを3つのパターンで見分けることができるのが、横絞りの特徴となっています。
バカラの絞りでの注意点
冒頭に少し挙げたように、バカラでは1番大きいベットを行っている人に絞りの権利譲るなどといった、暗黙のルール等のいわゆるマナーが存在します。特にバカラは大金が動きやすく、多くのお金持ちが集まり易いテーブルでもあるため、こういったマナーは事前に分かっておくことがとても大事です。ここではそういったバカラの絞りにおける注意点をご紹介してきます。
1番賭け金が大きい人が絞る
これはすでにご紹介しましたが、1番ベット額が大きい人が絞りを行うというのが第一の暗黙のルールとなっています。その理由はシンプルで、1番賭け額が大きいということはそれだけ大きな勝負を行っており、最も結果が気になるからというものです。
ツキがある人に絞りを譲る
どれだけ大きな賭けを行っていても、実際に絞りが結果を変えるわけではありません。結局は勝つことが1番の目的なわけですが、奇妙にもギャンブルにはツキというものが確かに存在します。そのため、いくら大きな額を賭けているからといっても、もし自身のツキに自信が無い場合などはツキが回っている人に絞りを譲るのもマナーの1つです。周りのプレイヤーの力を借りることも頭に入れておきましょう。
絞りたいがための後出しベットアップは禁物
絞りは一度覚えるとやみつきになってしまうほど、ある意味の中毒性があります。
ですが、絞りを行いたいがために、仮に同額のベットを行っているプレイヤーがいた時に後だしで追加のベットを行ったりするのはマナー違反です。
基本的に絞りを行う人はディーラーの人が状況を判断し選ぶ、もしくは選ばれた人が絞る人を選ぶというようになっています。欲出しすぎには注意しましょう。
ヤジや掛け声は禁物
カジノは紳士が集まる場所。特にバカラともなればプレイヤーの格も上がることが多いです。
そんな中で、特にプレイヤーでもない方が野次馬のように周りから掛け声を飛ばしたり、ヤジを飛ばすのはNGとなっています。
紳士な振る舞いを忘れないようにしましょう。
時間の賭けすぎは禁物
絞りはゆっくりとめくって、そのドキドキと高揚感を楽しむための行為ですが、必要以上に時間をかけるのはマナー違反です。また、アシの有無が分かった時点で大したハンドにならないことが分かったのにもかかわらず、さらに横絞りをやたら慎重に行ったりするのもあまり意味がありません。
絞りの権利を得た人はしっかりと状況を判断し、周りも楽しめるような絞りを行うことも頭に入れておきましょう。
まとめ
バカラの絞りについて、色々と学んでいただけたでしょうか?
何度も繰り返しになりますが、絞りはただのパフォーマンスに過ぎず、決して攻略法などではありません。しかし絞りがあるからこそのバカラといってもいいほど、絞りのパフォーマンスはバカラに欠かせないものなのです。
まだバカラで遊んだことの無い方や、これからバカラで遊んでみることに興味がある人はカジライフの初心者ガイドや経験者ガイドと合わせて、絞りの方法についても知っておいてくださいね!