2023年度も新たに始まり、先日2022年度の第50回の将棋大賞が発表された。各賞の中でメインとなる、最優秀棋士賞に3年連続3回目の藤井聡太竜王が選ばれた。
藤井聡太竜王は前年度に獲得した5つのタイトルで防衛に成功し、更には棋王位のタイトルも2022年3月に奪取、6冠の名誉を最年少で得るという異業を成し遂げた。
大きなタイトルに目が行きがちだが、彼の活躍は一般棋士戦での全てでの優勝、53局での勝利を挙げての最多勝利賞、そして0.828という勝利率などなど、勢いの留まることを知らない2022年度となった。
まさに満場一致でのMVP獲得となり、これから行われる7冠をかけた戦いへの後押しとなる受賞となった。