Home - News - 一力遼棋聖、2年連続の本因坊戦に挑戦

囲碁の一力遼棋聖が2年連続で7大タイトルの1つである本因坊戦への挑戦権を手に入れた。

一力棋聖は今月13日に行われた第78期本因坊戦挑戦者決定リーグ戦最終7回戦一斉対局で芝野虎丸名人と対局。見事勝利を収め、7戦全勝という結果の末に掴んだ挑戦権となった。

先月に棋聖のタイトル防衛に初めて成功したばかりの一力棋聖。全勝での本因坊挑戦は10期前の高尾紳路9段が最後となっており史上4人目の快挙となっており、その流れを本因坊戦に持ち込めるかが気になるところだ。

一方で本因坊戦は先日発表されたように、来期から大幅に変更が行われ、特に1日制5番勝負となるため、7番勝負が最後となる本タイトル戦は囲碁の歴史に残る特別なシリーズになる。

本因坊戦の第1局は5月18日、19日に静岡市「浮月楼」で行われる。