日本棋院所属の現在の囲碁界で最年少棋士である桝原咲輝初段が自身3局目にしてプロ初勝利を飾った。
松原初段は昨年の2022年に当時11歳で女流特別採用推薦にて採用されることになり、今年より公式戦に参加し始めたばかりだった。
対局の相手は38歳年上の松原大成六段で桝原初段の白番5目半勝ちという結果だった。
今回の桝原初段の勝利は12歳4ヶ月で達成され、過去の最年少勝利記録の中では趙治勲名誉名人が11歳10カ月で達成した記録に次ぐ、過去4位の記録となっている。
今回の勝利は自身でも予想していなかった様子で、少し驚きをみせたが、同時に次局に向けての準備をすでに心がけており、12歳らしからぬ大人の振る舞いをみせた。
一方で、今回の勝利のご褒美として回転ずしを希望するなど、少女のあどけなさも見せた。