バカラ ガイド

バカラはエレガントなカジノゲームで、比較的簡単に習得できますが、習熟するのは難しいゲームです。通常、6デッキか8デッキ、9デッキのカードでプレイします。各カードには点数が割り当てられており、手札の合計点数をできるだけ9点に近づけることを競い合います。

カードの数え方は、カードに書かれている数字が「2」から「9」については、その数字が点数となります。絵札と「10」は0点、「A(エース)」は1点です。カードが配られる前に、参加者はバンカーとプレーヤーのどちらが勝つかに賭けます。引き分けに賭けることも可能です。

バカラのテーブルにはチップを置くための3つのマスが印字されており、これらは通常1から15と書かれたプレーヤー番号の前にあります。全員がチップを置き終わったら、参加者は2枚のカードを受け取ります。

手札が6点、7点、8点、9点の場合はそのままスタンドします。手札が5点以下の場合は、再度ヒットします。一見シンプルなゲームですが、ラウンドを決定するのに時として複雑な計算が必要になり、かなりややこしくなることもあります。

バカラの歴史

バカラの歴史は500年前の中世イタリアの時代まで遡ります。何世紀にもわたり、バカラは貴族のカードゲームとして知られていました。ゲームを作ったフェリックス・ファルギエールという名の男性は、このゲームを「バカラ(イタリア語でbaccara)」(イタリア語で「0」)と名付けました。このゲームでは、絵札と「10」のカードは全て0点と数えるからです。その後、フランス語綴りのbaccaratの方がより一般的に使われるようになりました。イタリアのバカラは、エトルリアの古い伝説で9面のサイコロを振った結果で運命が決められてしまう処女の話に基づいていると信じられています。その伝説では、処女がサイコロを振ってもし「8」か「9」を出せば、名誉ある女性聖職者へと昇格されました。もし「6」か「7」を出せば生きる事を許されますが、その後の宗教やコミュニティの行事に参加できませんでした。もし「5」以下を出した場合は、海へ放り込まれました。

元々のバカラゲームは今日プレイされているものと少々異なり、カードは異なる4人のディーラーによって配られました。またプレーヤーはバンカーになる機会があり、ハウスだけでなく、他のプレーヤーを対戦相手にすることも可能でした。今日ではディーラーは1人、ベットは通常ハウス相手に行われ、ハウスはバンカーとしても機能します。

バカラはイタリアからフランスへと移り、Chemin de Ferと呼ばれました。このゲームはフランス王シャルル8世とその取り巻き貴族のお気に入りとなりました。バカラはすぐにフランス貴族の間で大流行し、その後数世紀に渡り、その人気が衰えることはありませんでした。

バカラは海峡を越えたイギリスでも人気を博しました。イアン・フレミングがバカラを覚え、世界で最も有名な(架空人物ですが)バカラプレーヤーであるジェームス・ボンドを生みだしたのも、このイギリスでした。

時を経て、バカラは海を越えた南アメリカとカリブ海まで伝わりました。キューバでは、バカラはPunto Bancoとして知られ、地元文化に合わせて様々に変化しました。主な変化の1つは、プレーヤーはハウスに対してのみプレーし、プレーヤ同士で競いあうことはありませんでした。また、カジノはバンクとして機能し、その特権が各プレーヤーに移ることはありませんでした。このタイプのバカラは「アメリカ版バカラ」として知られるようになります。

それから1950年代後半になって、カストロ政権がハバナのカジノを閉鎖していた頃、トミー・レンゾーニがネバダ州ラスベガスのサンズカジノにこのゲームを持ち込みました。

バカラはルーレットやスロットマシーンのようにアメリカのカジノ客の間で流行ることはありませんでした。しかし、カジノオーナーは気にしませんでした。彼らはバカラを選ばれし一部の人の為のゲームとしてバカラを売り込み、最低賭け金を高く設定し、バカラを特別室でのみプレーできるようにしました。当然ながら、これは余計に関心を呼び、バカラの魅力を高めることになりました。

何世紀にもわたり、その全ての時代において、バカラは貴族のゲームとして知られていました。ジェームス・ボンドが映画の中でバカラをプレイするのを大勢の人々が楽しんで見ていた一方で、実際にバカラをプレイしていたのは、その高額な賭け金の要件や一目につかないバカラルームの存在により、ほんの一握りの人々だったのです。

1990年代にオンラインカジノが出来ると、これは変わります。少額の最低賭け金、移動費やホテル代が要らないオンラインバカラは、カードゲームが好きな人が誰でもプレイできるゲームとなりました。今日、何千もの人々がオンラインでバカラをプレイする楽しみを見出しています。それでは、バカラのルールをもう少し詳しく見ていきましょう。

バカラのルール

バカラのゲーム結果には次の3つの可能性があります:プレーヤーの勝ち、バンカーの勝ち、引き分け(tie)。「バンカー」とはハウスの事ではないので、ご注意ください。ゲーム参加者は、プレーヤーかバンカーの手のいずれかに賭けることができます。

カードの配布

2枚のカードがプレーヤーとバンカーの両方に配られます。プレーヤーかカジノのオペレーターがシューから1枚カードを取り出し、フェルトで覆われたテーブル上のプレーヤーのマスに表向きに置きます。次のカードはバンカーの1枚目のカードになりますが、これはテーブルのバンカーのマスに置かれます。ハウスはプレーヤーにもう1枚カードを配り、バンカーにも2枚目のカードを配ります。ディーラーの最初のラウンドでは、プレーヤーとバンカー共に2枚のカードで始まります。

合計点数の数え方

「10」のカードと絵札は全て0点として数えます。その他のカードはカードに書かれている数字のまま数え、「A(エース)」は1点として数えます。合計点が10点以上になる場合は、下一桁を手の点数として数えます。例えば、「9」と「6」で合計15点の場合は、5点の手となります。勝つためには、9点に近い手に賭けなければなりません。

ナチュラルウィン

最初の2枚のカードが配られて、プレーヤーかバンカーの合計点が8点か9点だった場合、これは「ナチュラルウィン」と呼ばれ、ゲーム終了です。既に賭けたチップは清算されます。

3枚目のカード

プレーヤーの手が最初に完成します。合計点が8点か9点の場合は追加のカードは配られません。プレーヤーは合計点が6点か7点の時はスタンドし、それ以外の点数(0点から5点)の場合は3枚目のカードを引きます。しかしバンカーが8点か9点の場合はバンカーの勝ちなので、3枚目が引かれることはありません。

3枚目のカードのルール

もしプレーヤーがパット(カード2枚のみ)でスタンドした場合(新しいカードを引かない場合)、バンカーは手の合計が0点から5点の時はもう1枚カードを引き、6点か7点の場合はそのままパットでステイします。それ以外の手はプレーヤーが引く3枚目のカードによります:

  • もしプレーヤーの3枚目のカードが「9」「10」、絵札、「A(エース)」のいずれかであった場合、バンカーは自身の手が0点から3点なら、もう1枚引き、4点から7点ではステイします。
  • もしプレーヤーの3枚目のカードが「8」の時は、バンカーは自身の手が0点から2点なら、もう1枚引き、3点から7点ではステイします。
  • もしプレーヤーの3枚目のカードが「6」か「7」の時は、バンカーは自身の手が0点から6点なら、もう1枚引き、7点ではステイします。
  • もしプレーヤーの3枚目のカードが「4」か「5」の時は、バンカーは自身の手が0点から5点なら、もう1枚引き、6点か7点ではステイします。
  • もしプレーヤーの3枚目のカードが「2」か「3」の時は、バンカーは自身の手が0点から4点なら、もう1枚引き、5点から7点ではステイします。

勝敗の決め方

合計点が9点に近い方が勝ちとなります。同点の場合は引き分けで、双方とも勝ちにも負けにもなりません。時に、バンカーの手に賭けている場合に勝つと、賞金から手数料が引かれることがあります。

バカラの攻略法

バカラで勝つことを保証するような戦術はありませんが、勝率をあげる戦術はいくつかあります。ただし、始める前にどの賭け方をするのかどの賭け方を避けるべきか、充分に理解しておく必要があるでしょう。ハウスエッジは以下の通りです。

  • バンカーベット:1.06%
  • プレーヤーベット:1.24%
  • タイベット:14.4%

ご覧のとおり、「タイベット」は最も不利で、なんとしても避けるべきベットです。3つのベットのうちバンカーベットが最も有利ですが、多くのランドカジノ(実店舗のカジノ)では手数料が課されます。ですので、私たちの見解では、プレーヤーベットが最も良い選択です。では次に、最も一般的なバカラの戦術を見ていきましょう。

1324バカラ戦術

これは特定の順序で賭け金を増額する戦術です。その方法はとても簡単です:まず1単位賭けます。その後、3単位に増やし、次に2単位に減らします。最後にまた4単位に増やします。ではもう少し詳しく見ていきましょう:

この戦術は、最初2回の賭けで勝ったら、幾らかの利益が保証されるという点でユニークです。つまり以下のようになります。

  • もし最初の賭けで負けたら、1単位減ります。
  • もし2回目の賭けで負けたら、損失額のトータルは2単位です。
  • もし3回目の賭けで負けたら、2単位の利益が残ります。
  • もし3回目と4回目で両方勝ったら、10単位増えます。

バカラでは2連勝するのはとても簡単なので、この戦術が機能すると考えられなくはありません。

1324戦術の欠点

しかし、1324戦術を使っても、ハウスエッジは常にあります。もしあなたがプレーヤーに賭けたらハウスエッジは1.24%。もしバンカーに賭けたら1.06%ですが、バンカーの手数料もあります。ですので、短期で勝つことは可能ですが、もし沢山プレーすれば、結果的にはハウスが勝つことになるでしょう。

マーチンゲール法

マーチンゲール法は有名な戦術で、ブラックジャックやルーレットでも使われています。しかし、バカラにはどのように適用できできるでしょうか?

マーチンゲール法は、ネガティブプログレッション戦術です。つまり、負けた時は賭け金を倍にして、勝ったら同額をもう一度賭けるというものです。

しかし、これはイーブンマネーベットにのみ有効な戦術です。とはいえ、バカラのプレーヤーベットとバンカーベットはイーブンマネーにほぼ近い払戻倍率(バンカーベットにはバンカー手数料が課されます)なので、最終的には損失額すべてと元の賭け金を取り戻すだろうという発想に基づいています。

バカラでこの戦術を使うときは、例えば以下のようにプレイします。あなたはプレーヤーに1ポンド賭け、負けました。もう一度プレーヤーに2ポンド賭けて、また負けました。今度はプレーヤーに4ポンドを賭けて、勝ちました。4ポンドの賭け金を取り戻し、さらに4ポンド勝ったので、合計8ポンドの払戻しがありました。つまり、最初のベットで1ポンド、2回目で2ポンドの合計3ポンドを失い、3回目に4ポンド賭けて4ポンド勝ったので、結果として1ポンドの利益が出たことになります。

マーチンゲール法の欠点

マーチンゲール法にはリスクがあります。負けた時に賭け金を倍にしていくと、すぐに大金になります。最初は1ポンドから始めたとしても、10回ほど賭け金を倍にすることを繰り返すと、1ゲームに1000ポンド以上賭ける事になってしまうのです。ですので、この戦術で成功するには充分な資金が必要となります。何故なら、時に連敗が続くことも有りうるからです。また、この戦術は賭け金の上限が高く設定されているバカラのテーブルでしか使えないことも覚えておいてください。上述のとおり、賭け金が莫大な額になる事もあるからです。

マーチンゲール法は「平均の法則」と、連敗が永遠に続くことはないという事実に基づいた戦術です。しかしハウスエッジは常に同じです。ですので1324戦術と同様、短期では勝算があります。ただし、最大限に活用するには、必ずやってくる連敗の波が訪れる前に止めることです。

パーレー法とは?

パーレー法はポジティブプログレッション戦術です。最も簡単に説明すると、勝ったら次のベットの賭け金を倍にし、3連勝するまでこれを続ける方法です。ルーレットとバカラで最も効果を発揮する戦術ですが、クラップスやブラックジャックなどのイーブンオッズベットを持つゲームでも活用できます。

バカラでは、例えば以下のようにプレイします。初めにバンカーに1ポンド賭け、勝ちました。次にプレーヤーに2ポンド賭け、勝ちました。連勝になる気がして、プレーヤーに4ポンドを賭け、勝ちました、といった具合です。この戦術で成功するには、3連勝したら必ず最初の単位に戻さなければなりません。

パーレー法の欠点

連勝が永遠に続くことはありません。パーレー法に従って賭け、2回目か3回目で負けてしまった場合は赤字になります。また、何時間もバカラをプレーして、ようやく3連勝するということも有り得ます。そして再度となりますが、ハウスエッジはいつも同じです。

ライブディーラーバカラ

2次元のデジタルテーブルでプレイする伝統的なオンラインバカラとは異なり、ライブディーラーバカラでは、実店舗のカジノや専門スタジオからディーラーの様子を生中継します。

ライブバカラのユーザーインターフェイスは通常、CG版と非常によく似ています。ですので、賭けたり、他のプレーヤーとチャットしたり、追加ベットしたりといった機能は、RNGバカラでプレイしている人達にとっては馴染み深いでしょう。

ほとんどのカジノでは、アカウントを登録したり実際にバカラをプレイする前に、何ゲームか観覧したり、サンプルビデオを観ることができるはずです。あなたがプレイの仕方を学び中なのであれば、これはいいアイデアでしょう。多くのバージョンで、ディーラーによりチップを置く時間に制限が設けられます。これはリアルカジノでも行われていることで、ゲームがスムーズに行うために導入されています。

ライブバカラへのご案内

ライブバカラを始めるにあたって、通常のオンラインバカラをプレイする事との違いはほとんどありません。ライブカジノのロビーには通常複数のテーブルがあり、ディーラーや賭け金上限、その他の要素を基に好みのテーブルを選ぶことができます。

ほとんどの場合、ライブバカラはプントバンコのルールに従っています。そのため、ディーラーは常にデック複数分の大量のカードを持っています。これらのカードは機械によってランダムにシャッフルされ、プレーヤーとバンカーの両サイドに配られます。

デックからカードが配れる際、カードはテーブルに設置されたセンサーで素早くスキャンされます。これにより、ゲームソフトウェアは効率よくゲーム結果を処理し、適切に払戻を行うことができます。ベッティングはオンラインインターフェイスを使って行われますが、これは臨場感を出すために通常テーブルビューになっています。ダッシュボード上には、プレイしやすいように、数種類のデノミネーションのチップや追加ベットオプションが用意されています。