ここではチェスで使われる専門用語について説明したいと思います。
いくつかチェスの初心者向けガイドで紹介しましたが、それ以外にもチェスを始めたばかりだと分からない言葉がいくつかあるので、まずはチェスの世界になれるつもりで見ていきましょう!
駒の名前編
- ルーク: 左のイラストではa-1、a-8、h-1、h-8に配置されている駒です。縦または横に動くことができます。
- ナイト:b-1、g-1、b-8、g-8に配置されている馬の形をした駒です。L字型に動くことができ、他の駒を飛び越えることができます。
- ビショップ:c-1、f-1、c-8、f-8にある駒です。斜めに動くことができます。
- ポーン:左のイラストでは2列目と7列目に並んでいる駒のことです。通常は前方に1マス進むことができます。最初の手でのみ2マス進むことができます。斜め前方に相手の駒がある場合にのみ、その駒を取ることができます。
駒の動き・駒の特別ルール編
- キャスリング: 王とルークが同時に動く特別な手。王は2マス動き、ルークが王の隣に移動します。キャスリングにはキングサイドとクイーンサイドがあります。また一度でもチェックされてしまうとキャスリングできなくなります。
- アンパッサン: ポーンが2マス進む初手を行ったとき、隣の敵ポーンが通常の1マス進んだ位置で取ることができる特別なルール。
- プロモーション:ポーンが盤面の反対側に到達したときに、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのいずれかに昇格することができるルール。
ゲームの流れ編
- ミドルゲーム:オープニングの後、プレイヤーが駒を活用し、戦術や戦略を展開するゲームの中盤。
- エンディング:ゲームの終盤。駒の数が減り、王手や詰みが近づく局面。
- ステイルメイト:どちらのプレイヤーも勝利しておらず、次の手番のプレイヤーが合法的な手を指せない状況。この場合、引き分けとなります。
- チェック(チェック): 相手の王が攻撃されている状況。チェックメイトとは違い、まだ王が逃げることができるため、チェックされたプレイヤーは次の手で王を守る必要があります。
戦術編
- フォーク: 1つの駒で同時に2つ以上の敵駒に攻撃をかける戦術。
- ピン:ある駒が動かないように、後ろにある駒(通常は王)に対する攻撃を防いでいる状況。
- スキュア:敵の駒を動かすことで、その後ろにある駒に攻撃が及ぶ状況。
ここではチェスでよく使われる用語についてご紹介しました!これ以外にもチェスで使われる用語はありますが、初めてチェスで遊ぶ人にとって覚えておくといい言葉はこれで十分だと思います!海外のゲームなので英語が元になっていますが、英語の勉強にも一役買うのでは?是非興味がある人はチェスで遊んでみてくださいね!