今月4日に、日本棋院で行われた囲碁の碁聖戦挑戦者決定戦の準決勝で一力遼棋聖が大西竜平七段に勝利し、2年連続の決勝進出を決めた。
もう一方の準決勝では、先日すでに余正麒八段が勝利を収め、決勝への進出を決めていた。
両者の挑戦者決定戦での対局は2期連続で昨年は一力遼棋聖が挑戦権を手に入れている。そのため、再度のチャレンジとなる余八段はタイトル獲得はもとより、一力棋聖に対する昨年のリベンジも目標となる本トーナメントとなる。
一力遼棋聖は囲碁界での屈指の実力者で45期の碁聖のタイトルを獲得した経験を持っている。そのため、2期連続の挑戦権を手に入れること、そしてなによりタイトルの奪還が1番の目標となる。