バカラのカードカウンティング 徹底解説!

ブラックジャックの攻略法でも取り上げたカードカウンティングの使い方を、ここではバカラで紹介しています!多くのランドカジノではその有効性の高さから、禁止されている必殺技の詳細を是非こちらで確認していってください!

カードカウンティングはバカラでも使えるの?

カードカウンティングのスキルはもちろんバカラでも使えます!ブラックジャックのように、シュー(まだ場に出ていないカードの入っている箱)の中にあるカードの傾向を知ることで、プレイヤーが勝ちやすいのか、もしくはバンカーが勝ちやすいのかということが、ゲームの性質や確率の側面から予測しやすくなります。それではそれぞれのパターンを見ていきましょう!

プレイヤーが有利な状況

プレイヤーが有利な状況はシューの中に4以下のカードが多い場合です。この中には0でカウントできる10~Kのカードも含め、残りのカードが4に近ければ近いほど優位となります。

その理由は、4以下の数字が多ければ、プレイヤーが3枚目のカードを引いた時に10を超えづらいからというもので、例えば以下のような勝ち方をするパターンが考えられます。

バカラ カード例1

        プレイヤー(4)             バンカー(5)

                ↓ 

バカラ カード例2

         プレイヤー(7)          バンカー(5)

このように4以下の数字が多い場合は、プレイヤーが3枚目の数字を引きつつも9に近づけている一方で、バンカーは3枚目を引く条件に当てはまらないためプレイヤーが勝ちやすい、といった状況を作り易くなっています。

バンカーが有利な状況

次にバンカーが有利な状況ですが、シューの中に6以上の数字が多い時がバンカー有利と言える状況になっています。6に近いほど有利ということはありませんが、理由としてはプレイヤーが3枚目の数字を引く際に10を超えて不利な小さな数字が出やすいからということが挙げられます。

以下に例として1つお見せします。

バカラ カード例3

       プレイヤー(3)          バンカー(6)

               ↓

バカラ カード例4

       プレイヤー(1)         バンカー(6)

ここでもプレイヤーとバンカーの3枚目を引く条件を利用した例を紹介しましたが、実際にこのような形でバンカーが勝つことが多くなると考えられるのが、6以上のカードが多くシューに残っている場合です。

カードカウンティングの方法

では実際にどのようにカードカウンティングを行っていけばいいのかをここでご紹介します。

上で紹介したように、4以下と6以上でカードの層を分けることが状況を見分けるポイントだと説明しましたが、カードカウンティングではそこを突いていきたいと思います。

1.デッキ数を確認する

まずカードカウンティングを始める前に確認しておかなければいけないのが、ゲームで使われているデッキ数(ジョーカー以外の52枚のトランプの1セットを1デッキと呼ぶ)です。ほとんどのカジノではバカラには6もしくは8デッキ使われています。そのため、例えば4のカードは6デッキの場合、1デッキに4枚なので24枚シューにあるところからスタートしていると考えることができます。一方で8デッキの場合は32枚なので、たったの2セットですが、差は大きいですよね。

2-A.カードを数える

ここから実際にカードを数える作業に入りますが、最もシンプルなのは、場に出た全ての数字をそれぞれ個別に数える方法です。具体的には次のような表を作ることをオススメします。

A234567890(10~K)
正正正正正 ̄正正正T正正正正T正正正正正正正正正

ご覧のように10~Kの0とカウントできるカードはまとめて記録して大丈夫です。

この表を作っておけば、ある程度一目でどの層のカードが出ているか分かりますよね。上の表だと4以下の数字がまだ出ていないようなので、恐らくプレイヤー有利になるだろうと判断できます。

2ーB.カードの層で分ける

2つ目のカードカウンティングの方法はA~4、そして6~Kのカードの層に分けて記録していく方法です。これは上の方法よりも正確さは欠くものの、プレイヤーとバンカーのどちらが有利かを大雑把に一目で分かり易く見れるのがメリットとなります。そのため、どちらかというとカードカウンティング初心者の人にオススメの方法となります。

0~46~9
正正正正正正正正正正T正正正正正正 ̄

2ーC.カードによってポイントを付ける

この方法はブラックジャックと似ており、出たカードによってポイントを付ける方法となります。1点違いとしては、バカラでは上で説明したように例えば4に近い数字が多ければ多いほどプレイヤーが有利だと説明したように、カードの層の中にも多少の優劣があります。そのため、少しブラックジャックよりも一歩踏み込んだ理解が必要となります。

まずポイントの付け方ですが、次のように行います。

  • A、2,3,4,10,J,Q,K→+1
  • 6,7,8、9→-1
  • 5→±0

このようにポイントを付け、合計の数字がマイナスなら4以下のカードが多く、プラスなら6以上のカードが多いということになります。

カードカウンティングの注意点

最後にバカラでのカードカウンティングの注意点ですが、いくつかあるためここでご紹介します。カジノのルールに関わるものもあるので、必ず読んでおいてくださいね!

ゲーム終盤でその本領を発揮する

ゲームの序盤ではまだまだカードの数が多いことから、特別にカードの偏りが無い限りはポイント等の数字は当てにならないといってもいいでしょう。

ゲームの終盤、もしくはシューの中身をシャッフルする直前にそれまで付けてきたカードカウンティングの記録を参考にすることで精度の高い予測を行うことができます。

ランドカジノでは使えない

ランドカジノでは冒頭でもお伝えしたようにカードカウンティングが禁止されていることがほとんどです。

基本的にメモが必要なカードカウンティングはランドカジノではあからさまなため、もちろん行うことができないので、実際にこの技術を使えるのはオンラインカジノだけだと言えるでしょう。

ブラックジャックほど効果的では無い

カードカウンティングは元々ブラックジャックで高い効果を発揮する戦略のため、多少複雑な3枚目のルールがあり、プレイヤーがカードを引くかスタンドするのか選べないバカラでは、そこまでの効果を見込むことは出来ないのが正直なところです。

ですが、もちろん闇雲に予想を行うだけよりは正確な予想をするのに役に立つことは間違いないので、是非バカラでもカードカウンティングを試してみる価値はあります!

yoshi
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