Home - News - 佐々木大地七段 藤井聡太棋聖とタイトル戦決定

将棋の佐々木大地七段が第94期ヒューリック杯棋聖戦で現タイトル保持者である藤井聡太棋聖の挑戦者となることが決まった。

24日の将棋会館で行われた挑戦者決定戦で永瀬拓矢王座に勝利した佐々木七段。タイトル戦の挑戦は初めてとなる。しかし、師匠の深浦康市九段は藤井棋聖に対して相性が良く、藤井棋聖自身もそのことを承知している様子。

佐々木七段は長崎県対馬市出身の棋士。幼い頃に拡張型心筋症を発症したことがあり、一時期は酸素ボンベを付けながら学校に通っていたこともあるという。現在では症状はほぼ完治しており、夢のプロ棋士となり、ついには念願のタイトルに挑戦できるところまでやってきた。

対する藤井棋聖は、現在名人戦と叡王戦の2つのタイトル戦を同時にこなしている状況。立場は大きく異なるものの、互いに今後の更なる飛躍が期待される若手たちの戦いに目が離せない。