6月20日に行われた王座戦挑戦者決定トーナメントで、先日史上最年少での七冠の偉業を達成した藤井聡太七冠と村田顕弘六段がベスト4をかけた対局が行われた。

これまで村田六段との対局で負けなしだった藤井聡太七冠だったが、村田六段の対策された打ち筋に中盤苦しみ、一時はAIの戦況で藤井聡太七段の勝率が2％となるほどまで追い込まれた。しかしそこから終盤にかけて相手の隙を的確に付き始めた藤井聡太七冠が奇跡的ともいえる大逆転で勝利。見事史上初の八冠へと希望を繋げた。

次に決勝進出をかけて対局する相手はあのレジェンド羽生善治九段となっている。お互いに時代は違えど、それぞれ七冠を達成したことのある将棋界を代表する天才2人の対局は、間違いなくアツいものになるだろう。

大注目の対局は28日に行われる。