ここでは代表的なルーレットゲームの1つであるアメリカンルーレットの遊び方や貰える配当などの詳細、そしてもう1つの代表的なゲームであるヨーロピアンルーレットとの比較を行っていきます!
まだまだルーレットゲームのことを良く知らない人は、ここでさらにルーレットゲームのことを理解して、少しでもゲームに勝てるようになっていきましょう!
アメリカンルーレットとは
アメリカンルーレットはヨーロピアンルーレットとは異なり、アメリカで生まれたルーレットとなっており、ラスベガスなどのランドベースのカジノではこちらの方が主流と言われています。後程紹介しますが、アメリカンルーレットにはヨーロピアンルーレットにある0~36に加えて、00というポケットがあり、全部で38の数字がホイールにデザインされています。実際のホイールとテーブルは以下のようになっています。
アメリカンルーレットの遊び方
アメリカンルーレットの遊び方は、もう1つのメジャーゲームであるヨーロピアンルーレットと変わりません。
ボールが落ちるところを予想しベット→ディーラーがボールをスピンする→ベットが締め切られる→ボールが落ちて配当が決まる
という一般的な遊び方になり、ルールも非常にシンプルになります。
アメリカンルーレットの賭け方
遊び方の重要なポイントとして賭け方があります。
賭け方とは上のアメリカンルーレットの図の中で、その数字が書かれているところにベットをするかということになります。
大きく分けて「インサイドベット」と「アウトサイドベット」の2つがありますが、ここでは更に詳しくどういった賭け方があるのか見ていきましょう。
インサイドベット
インサイドベットは、上の図の中でいうところの赤と黒で塗られた1~36の数字内のどこかにベットを行うことを指します。その中でも色々な賭け方を行うことができます。
ストレートアップ
ストレートアップは数字単体にベットを行うことを指します。数字の上にチップを配置することでストレートアップのベットを行うことができます。
また、アメリカンルーレットでは赤と黒に塗られているわけではありませんが、0と00にもチップを置くことができ、こちらもストレートアップの賭けを行うことができます。
スプリットベット
単体の2つの数字に賭けることをスプリットベットと呼びます。2つの数字の間にチップを置くことでベットとなります。
ストリートベット
ベットゾーンの3つに並んでいる数字に賭けることをストリートベットといいます。1~3や10~12など、縦3つに並ぶ数字に同時にベット出来ます。
縦に並んでいる数字の片方の端側にチップを置くことでベットとなります。
またアメリカンルーレットでは、「ゼロ・ダブルゼロ・2」、「ゼロ・1・2」、「ダブルゼロ・2・3」という縦に並んではいないものの、ストリートベットとしてベットを行うこともできます。この際は、それぞれ3つの数字が交差するポイントに分かり易くチップを置くことでベットとなります。
ダブルストリートベット
ダブルストリートベットは、2つの隣り合うストリートベット、合計で6つの連続する数字に賭けることを指します。
2つのストリートベットのチップの置き場所にベットすることで賭けることができます。
コーナーベット
ベットゾーン上で隣り合っている4つの数字に同時に賭けることをコーナーベットと言います。例えば「4・5・7・8」や「20・21・23・24」などがコーナーベットの賭けとして行える組み合わせになります。4つの数字が交差するコーナーにチップを置くことでベットとなります。
アウトサイドベット
次にアウトサイドベットですが、こちらはインサイドベットとは反対に、赤と黒で書かれていない外側のベットゾーンに賭けることを指します。以下が、それぞれのアウトサイドベットの種類になります。
コラムベット
ベットゾーンの横一列に並ぶ12個の数字に同時に賭けることをコラムベットといいます。上の図では右端に見える「2to1」と書かれている場所がコラムベットを行う際にチップを置く場所になります。「1・4・7~・31・34」などの賭け方ができます
ダズンベット
ダズンベットもコラムベットと同じく12個の数字に一気にベットを行うことができる賭け方ですが、こちらは連続する12の数字に賭けることができます。「1~12」というように、コラムベットとは異なる数字に賭けることができます。上の図の「1to12」「13to24」「25to36」の枠にチップを置くことでベットとなります。
オッド・イーブン
数字の奇数か偶数に賭ける賭け方となります。上の図の「ODD」が奇数、「EVEN」が偶数に対するベットとなります。
ハイ・ロー
1~36の数字の中で、18以下に賭けるか、19以上に賭けるかという賭け方がハイローとなります。「1to18」で1~18、「19to36」で19か~36へのベットとなります。
レッド・ブラック
ベットゾーンの数字それぞれに当てはめられている色(赤と黒)に賭けることができます。
アメリカンルーレットの配当
次にそれぞれの賭け方に対する配当の内容をご紹介していきます!基本的には、インサイドベットが配当が高い代わりに当たりにくく、アウトサイドベットは配当が引くい代わりに当たり易いという仕組みになっています。
では実際の配当について見ていきましょう!
ストレートアップ | 36倍 |
スプリットベット | 18倍 |
ストリートベット | 12倍 |
ダブルストリートベット | 6倍 |
コーナーベット | 9倍 |
コラムベット | 3倍 |
ダズンベット | 3倍 |
オッド・イーブン | 2倍 |
ハイ・ロー | 2倍 |
レッド・ブラック | 2倍 |
他のカジノにも共通する配当表なので、覚えておくと便利です!
アメリカンルーレットの還元率(RTP)
アメリカンルーレットの還元率(RTP)は94.74%となっています。これは後からも紹介しますが、ヨーロピアンルーレットなどのメジャーなルーレットゲームよりも低い数字となります。
主な理由は00のポケットがあることで、これによって数パーセント還元率が下がるというようになってしまっています。
ちなみに還元率についてあまり詳しくない方に簡単に説明すると、例えば1000円ゲームで使った時に、何円プレイヤーの手元に返ってくることがあるかというものが還元率となります。
つまり、アメリカンルーレットでは還元率が94.74%なので、全部で1000円ゲームの賭けに使った際に、平均で947.4円が手元に返ってくるということになります。
アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットの比較
ヨーロピアンルーレットとはその名の通りヨーロッパで生まれたルーレットで、0~36までの37の数字がホイールに書いてあります。主に、オンラインカジノで遊べるルーレットゲームでは主流と言われるタイプのルーレットになっています。実際のホイールのデザインとテーブルのデザインは次のようになっています。
ここではそんなメジャーなヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの違いをご紹介していきます。
数字の数の違い
すでにそれぞれの紹介で述べましたが、ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの最も大きな違いは00があるかないかという点になってきます。そこまで大きくない違いのように感じますが、この1つの数字の有無が意外と大事になってきたりします。
ホイールの数字の配置の違い
上のホイールのデザインを見てもらえば分かるかも知れませんが、アメリカンルーレットのホイールの数字の配置には規則性のようなものがあり、対角線上の数字が連続した数字になっています。一方でヨーロピアンルーレットにはそのような法則は特にありません。
このホイールの数字の配列の違いがどのようにゲームに影響するのかハッキリと言い切れることはありませんが、ルーレットの必勝法ガイドで紹介したようにディーラーの癖を見抜くといったテクニックや、過去の結果を読むといった攻略法を利用する上で何かしら関係することがあるかもしれません。
還元率の違い
直前にすでに軽く触れましたが、ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの最大の違いはこの還元率にあります。
1つ「00」のポケットがあるということで、アメリカンルーレットの還元率はヨーロピアンルーレットよりも低くなります。
実際にヨーロピアンルーレットの還元率は97.3%と、アメリカンルーレットが2.6%ほど低く設定されています。
これは単純にヨーロピアンルーレットの方が負けにくいということになるので、基本的にはアメリカンルーレットよりはヨーロピアンルーレットの方がオススメとなります。
アメリカンルーレットで使える攻略法
では次にアメリカンルーレットで使える攻略法をご紹介したいと思います。
どんなルーレットゲームでもいえることですが、どこにボールが落ちるのかを予想するのはあまり現実的ではありません。そのため、賭け方に工夫を凝らすことで理論立ってアメリカンルーレットを攻略できる可能性が出てきます。
是非、参考にしていってください!
マーチンゲール法
マーチンゲール法は約50%の賭けを行う時に使える攻略法で、負けたら次のベット時に前回のベット額の倍を賭けるというものになります。
理論上は決して負けない攻略法として知られていますが、ベット額がすぐに増えてしまうこと、そしてベット上限に引っかかった時にマーチンゲール法の法則が崩れてしまうことなどがデメリットとして挙げられます。
さらに詳しくオンラインカジノでのマーチンゲール法の使い方を解説していますので、是非参考に見てみてください!
シフトベット法
シフトベット法は1~36そして0、00が載っているホイールを4つのエリアに分けて、ボールがどのエリアに落ちやすいか統計を取りながら賭けを行う攻略法となります。
例を挙げると「8,19,31,18,6,21,33,16,4」がグループ①、「24,36,13,1,27,10,25,29,12」がグループ②、「7,20,32,17,5,22,34,15,3」がグループ③、そして「23,35,14,2,28,9,26,30,11」をグループ④とします。
このグループの中で、ボールが落ちる場所に一定のリズムが見いだされた時にそのグループの数字にベットを行うことで効率よく配当を狙っていくという流れになります。
ジェームズボンド法
特徴的な名前の攻略法ですが、内容はストレートアップ、ダブルストリート、ハイローの3つの賭け方を同時に行うことで配当の確率を67%まで上げるという賭け方です。
当たり続けると比較的高い配当が貰えるため安定的に資金を増やすことができますが、ハイローのみの配当ばかり、もしくは外れ続けると資金の減りが思った以上に早くなってしまう攻略法でもあります。
まとめ
以上がアメリカンルーレットの概要になります。
オンラインカジノよりもランドカジノでよく目にするルーレットですが、オンラインカジノでもファーストパーソンゲームで揃えられていることも珍しくありません。
是非、日本でカジノが出来た時の練習としてオンラインカジノでも試してみてください!